フランスパンはフランス味?
この世界にはたくさんのパンがあります。
名前に忠実なパンと名前に忠実でないパン。
名前に忠実でないパンは時に人を騙す危険性があり、ある国では販売規制がかけられたほど危険です。
しかし、近年の技術の進歩により、名前に忠実でないパンの代表格でもあるメロンパンでは、メロンを使ったメロン味メロンパンの開発に成功しています。それはとても大好評で、メロンパンは詐欺パンという不名誉から脱却を果たすことができました。
そんな中浮上したのが「フランスパン問題」です。フランス味フランスパンを作ることはできないのか。この問題は今でもフランスパン評論家の間で議論が繰り広げられています。
ということで、私もフランス味フランスパン案を考えてみました。
①フランスの大地を味わう
フランスの大地と聞いて「フランスの土を食べるのでは?!」と不審に思っている人もいるかもしれませんね。安心してください。あくまでも食べられるものですよ。そう、フランスの大地の一部である岩石です。その岩石のなかでも岩塩を取り入れるのです。フランスの岩塩入りフランスパンでフランスの大地を味わいましょう!
お手軽度 ★★★
リッチ感 ★☆☆
フランス度 ★★★
②フランスを味わったパン
フランスパンにフランスをじっくり味わせれば、フランスパンもフランス味になるのではないか、という考えから生まれた案。方法は至って簡単。フランスパンにフランスツアーに参加させてフランスの文化や自然を存分味わせるだけです。そうすることでフランスパンにフランスの味を染み込ませるのです。
お手軽度 ★☆☆
リッチ感 ★★★
フランス度 ★★☆
③フランス味は私たちの心の中に
フランス味について考えているうちにある疑問が生まれました。そもそも"フランス味"とは何か?実際に存在しているのか?私たちが"フランス味"というものを感じているだけで、本当は存在しないのではないか...?
そこで一度フランス味を再現するという考えから離れてみることにしました。
そして生まれたのがこの案。
「フランスパンと催眠術師のセット販売」
フランスパンを食べながら催眠にかかることでフランス味を感じようという方法です。この方法でいくとフランス味は人によってそれぞれでしょう。甘いと感じる人もいれば辛いと感じる人もいる、嬉しい時に食べた時と悲しい時に食べた時とでは味が違う、なんてこともあるかもしれません。
そんなのフランス味じゃないって?
そこが魅力なのです。フランス味はみんなそれぞれの心に存在しているものなのだから。
以上です。
皆様からのフランスパン案も是非お待ちしております!